自宅やあるいは取得した中古住宅のリノベーションを計画する場合、頭に入れておきたいのが設計や工事の日数です。

フルリノベーションの場合や部分リノベーションではかかる日数が異なり、さらに場所や内容によって日数は変化します。

今回はそれぞれの目安となる期間について解説していきましょう。

部分リノベーションの場合のリノベーション日数の目安

リノベーションの日数は場所によって日数がどんどん変化します。

ここでは水回り、リビング、外壁・屋根、外構などの目安を紹介していきましょう。

水回り

まず、水回りとして、キッチンの場合は6～21日が目安です。

解体のほかに給排水工事なども行うので、日数は長めになります。

さらにキッチンも大きいところの場合は比例して日数もかかると知っておきましょう。

トイレのリフォーム工期の目安は3～4日です。

便座や便器交換のみなら2日もあればリノベーションできます。

しかし、和式から洋式といった根本的な工事の場合は4日程度を目安にしましょう。

浴室の場合は、1～7日が目安です。

浴槽交換のみのリノベーションでは1日もあればできますが、タイル風呂からユニットバスへのリフォームなど根本的なリフォームの場合は施工期間も1週間程度かかります。

リビング

次にリビングですが、こちらは1～3日で完成します。

フローリングの張り替えで3日程度、床暖房の追加で3日程度、壁紙の張り替えで1～2日が目安です。

ただ、ウォークインクローゼットの追加といった大規模なものになると7日程度かかるので注意しましょう。

外壁・屋根

外壁や屋根のリノベーションは期間がかかります。

かなり大掛かりなリノベーションなので日数も1～4週間を目安にしましょう。

足場やクレーンを使った屋根材の搬入、破損した外壁や屋根材の撤去など時間がかかります。

外構

最後に、庭や外回りの外構工事は、1～3ヶ月です。

植栽や芝などの工事は1日もあればできますが、ガレージなどは建物を作るのと同じくらいの時間がかかり数ヶ月必要なケースも少なくありません。

大規模なリノベーションは日数も長い

大規模なリノベーションは先ほども外構工事や外壁工事、屋根工事で触れたとおり長めになります。

また、意外なところでは間取り変更なども日数がかかり、壁の撤去や設置などを含めると数週間かかります。

また、フルリフォームを考えた場合、一度作り直すくらいの工事を行うため、リフォーム期間の合計は5.5～8ヶ月が目安です。

この場合は、施工期間だけでなく設計期間もそれなりにかかるため、その分長くかかるのです。

中古マンションの場合は長期のリノベーション日数がかかる

中古マンションの場合も長期のリノベーション日数がかかり、目安として3～4ヶ月が必要です。

一戸建ての場合と異なり、外壁や屋根といった工事を行わないものの、大規模リフォームを行うことに変わりはないことや材料の搬入出などが困難です。

また、工事の前に管理組合の許可を得るための期間などを考えると、より期間が伸びます。

そのため、場合によっては更にリノベーション日数がかかることを知っておきましょう。

これ以外にもマンションの隠れた部分が意外に劣化していたり、工事を追加しなければいけなかったりすることも多いので、日数はさらにかかります。

また、マンションの場合は祝日や休日の工事を制限している場合もあるので、それも工期が遅くなる原因です。
いずれにしても余裕をもって施工をしてもらいましょう。

まとめ

リノベーションの日数は、工事の内容によって異なり、1日で済むものもあれば、フルリノベーションのように8ヶ月以上かかることもあります。

それでも、間取りや外壁など、一から作り上げるような感覚でデザインできるのは魅力といえるでしょう。

もし、リノベーションが気になるのであれば、日数などを含めて弊社にぜひご相談ください。