株式会社おがわ工務店

ーリノベーションで叶える!暮らしやすさが続く収納増設のコツー

 

なぜ「リノベーションの収納増設」が人気なのか

片付けてもすぐに散らかってしまう、物が多くて部屋が狭く感じる。その原因の多くは、収納スペースの不足や使いにくさにあります。リノベーションで計画的に収納を増設すると、今の間取りはそのままでも、暮らしのストレスをぐっと減らすことができます。

また、収納は「量」だけでなく「場所」と「使い方」が大切です。よく使う物が取り出しやすい位置に収まると、片付けが習慣になりやすく、家族全員が自然と元の場所に戻せるようになります。リノベーションなら、生活動線に合わせて収納を設計できるため、暮らし方にフィットした住まいづくりがしやすくなります。

収納増設というと広いスペースが必要だと思われがちですが、今ある空間の使い方を見直すだけでも効果があります。廊下や階段下、ちょっとした壁面など、デッドスペースを生かせば、床面積を増やさなくても「しまう場所」を確保できます。

どの場所に収納増設する?おすすめアイデア

収納増設リノベーションでは、暮らし方や家族構成によって、優先したい場所が変わります。ここでは人気の高い収納増設アイデアをいくつかご紹介します。

リビングに造作収納をプラス

家族が集まるリビングは、物が集中しやすい場所です。テレビボード一体型の壁面収納や、ソファ背面のカウンター収納などを造作すると、書類やリモコン、子どものおもちゃをまとめてしまえます。天井までの高さを生かした収納にすれば、収納量を確保しつつ、家具を減らして空間を広く見せられます。

寝室や子ども部屋のクローゼットを拡張

洋服やバッグ、季節家電など、しまう物が多い寝室や子ども部屋は、クローゼットの計画が重要です。折れ戸から引き戸に変更して有効寸法を広げたり、ハンガーパイプと可動棚を組み合わせたりすることで、限られたスペースでも収納力をアップできます。

玄関・土間収納で出入りをスムーズに

玄関まわりは、靴だけでなくアウトドア用品やベビーカー、部活道具など、外で使う物が集まりやすい場所です。リノベーションで土間収納やシューズクロークを増設すると、出かける前の準備や帰宅後の片付けがスムーズになります。

収納増設リノベーションを成功させるポイント

収納は闇雲に増やせば良いわけではなく、「何を」「どこに」「どのくらい」しまうのかを考えることが大切です。失敗しないためのポイントを押さえておきましょう。

持ち物の量と種類を棚卸しする

まずは、家にある物の量と種類を把握することから始めます。洋服、本、趣味の道具、子どもの作品など、カテゴリーごとに大まかな量を出しておくと、必要な収納量が見えてきます。この作業をしておくと、リノベーション会社との打ち合わせでも希望を具体的に伝えやすくなります。

奥行きと高さを決めるときの注意点

奥行きがありすぎると奥の物が出しにくくなり、そのまま「しまいっぱなし」になりがちです。よく使う物は浅めの棚に、重い物は腰の高さ前後に配置するなど、使う人の身長や体格を意識して計画することが重要です。

予算と業者選びのポイント

収納増設を含むリノベーションの費用は、工事範囲や使う素材によって大きく変わります。部分的な造作収納であれば比較的手の届きやすい価格から始められますが、間取り変更を伴う場合は給排水や電気工事が追加になり、費用も期間も増える傾向にあります。

見積もりを取るときは、工事費だけでなく、棚板の枚数や扉の仕様、金物のグレードなど細かな条件まで確認しておくことが大切です。複数社に相談して、提案内容や図面の分かりやすさ、コミュニケーションの取りやすさも含めて比較すると安心です。依頼先を選ぶ際は、ホームページやSNSで収納増設の施工事例をチェックしておくと、自分の好みに近いテイストを持つ会社を見つけやすくなります。

まとめ:収納増設で「片付けやすい家」にリノベーション

リノベーションの収納増設は、今の住まいの不満を解消し、暮らしやすさを高める有効な方法です。持ち物や生活動線を丁寧に見直しながら、無理なく続けられる片付けの仕組みをつくることで、「いつもなんとなく散らかっている」という悩みを減らせます。自分たちの暮らし方に合った収納計画で、心地よい住まいづくりを進めてみてください。